焼杉板をつくる
みんかの建設が進んでいます。外壁は焼杉の板を使うことになりました。主に西日本で使われているもののようです。
一般的には、バーナーなどで表面を焼く作り方のようですが、今回は、昔からのやり方で挑戦。しかも、学生を含むほとんどやったことがないメンバーでのワークショップ形式で。
早朝、4mの杉板が300枚届きました。果たして一日で270枚以上を焼くことができるのか…
そんな心配をしながらでしたが、一つひとつ経験値を高めて、無事に完了。
杉板を3枚煙突状に縛り、一方に火種を入れ、火がついたところで立てる。すると火が登り始め、白い煙が5分ほどで炎に変わり勢いよく燃えていきます。
上部に火が回った頃合いを見計らって倒し、紐を解くと、一気に鎮火して、パチパチと音を立てる鱗状の焼き目ができあがります。
表面を炭化させることで、40年以上もつ外壁材が出来上がりました。
さて、今日からこの板が取り付けられていきます。更に家の表情が変わっていきます。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。